SBIソーシャルレンディングの管理手数料は安いのか?

SBIソーシャルレンディングから連絡がありました。SBISL不動産担保ローン事業者ファンドの管理手数料が1.8%→1.5%に値下げされました。

結果として、私たち投資家のリターンが最大5.0%まで上昇します。

SBISLのHPからお借りしました。

このリリースを見て、2点思いました。

  1. 最大手のSBISLも新規事業者の参入を脅威に感じているのではないか。だから手数料を下げて投資家にアピールすると同時に、体力が劣る他社に対して値下げ競争を仕掛けたのではないか。
  2. 他の事業者はいくら手数料を取っているのだろうか。

他の事業者の手数料水準を確認すべく、試しに以下の事業者のHPを確認しましたが、数値を開示していない会社もあるし、どれくらい手数料を取っているのかよくわかりませんでした。

マネオ:私が確認した限りHPで数値を開示していません。
Funds: 私が確認した限りHPで数値を開示していません。
OwnersBook:最大2.0%
クラウドバンク: 最大 2.0%
クラウドクレジット:2.4%

ちなみに、クラウドクレジットの手数料は高めですが明朗開示しています。私も銀行員時代に海外案件を担当していたのでよくわかりますが、海外案件は時差・法制度・言語等の違いがあり、管理の手間がかかるため、手数料が高めになっていると思われます。

全体として、私の調査能力が不足しているのか、事業者側が分かりにくくしているのか、どちらかわかりませんが、何だかブラックボックスの様な印象を受けました。

SBISLは投資家側の手数料を確かに下げましたし、それは競合他社より安そうです。

これは間違いなく良い事ですが、ソーシャルレンディング事業者は投資家と借り手の双方から合計で何%位の手数料をとっているのか全体像を調べてみたいですね。

借り手が手数料をいくら払っているかは一見すると、投資家には関係ないように思いますが、合計手数料(ソーシャルレンディング事業者の取り分)が高いと借り手の返済負担が大きくなり、貸倒リスクが高まるので手数料水準は重要です。

ソーシャルレンディング業界も、上場株式の売買手数料の様にガラス張りで透明性が高まると良いですね。

全然話は違いますが昨年 、仮想通貨取引事業者のコインチェックがNEMを流出させたときに投資家に損失を全額賠償しました。その際にコインチェックが想像を絶するほど儲かっていたことがニュースになりました。

ソーシャルレンディング業界がそこまで儲かるとは思いませんが、成長中の業界だと案外びっくりするほど手数料を取っていることがあるかもしれません。