海外案件では分散投資が特に重要

先日、海外不動産案件に関する記事を書きました。現在募集されている様な海外不動産案件は、案件自体のリスクに加えて期中管理の難しさ等もあり、私は投資していません。

海外不動産投融資に関する記事はこちら↓

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それでも私は海外案件に投資している

海外不動産案件は避ける一方で、私はクラウドクレジットが組成する海外案件には投資しています。

クラウドクレジットのHPからお借りしました。

その理由は以下の通りです。

1.利回りが高い
ZUU fundingによると、クラウドクレジットの平均利回りは9%で業界平均より高いそうです。もちろん利回りが高いのは魅力ですが、私が気に入っているのは、海外と国内の金利差を利用して高金利商品を組成している点です。資金需要が旺盛な新興国の金利水準は日本に比べると高いので、特別な事はしなくても高い金利が享受できます。
国内案件で利回りが10%近い案件は何かしら無理がある・リスクが高い案件だと私は思うので、クラウドクレジットの商品設計がフィットしました。

2.海外の消費者金融事業者向けの案件がある
通常の国内案件ですと、借り手と裏付けになる担保は1~2社(物件)です。これは分散投資という意味ではよくありません。特に最近デフォルトする案件が増えている事からも明らかです。担保である特定の物件が売却出来るかどうかが案件の成否を握っているわけです。
クラウドクレジットでは、海外の消費者金融業者向けの融資案件があります。これは借り手は1社ですが、最終的な借り手は無数の個人です。消費者金融の世界では個人レベルの貸し倒れは高いですが、貸倒率がほぼ計算できるので貸出金額や金利を調整して、全体としてみれば事業者は利益を上げられるわけです。
個人向け融資という極限まで小口分散化されたローンにバックファイナンスをしていることになります。

3.杉山社長を筆頭に社内体制が整っていそう
杉山社長はよくセミナーやネットで露出しています。私もセミナーに参加して直接、杉山社長に事業内容などについて質問したことがありますが、非常に的確な回答を頂きました。
伊藤忠商事をはじめ大手企業から出資を受けている点も好感がもてます。

私が実際に投資している案件

私は新しいファンドが募集される度に殆ど毎月投資しています。私のお気に入りは以下の2つです。いずれも消費者金融事業者へのバックファイナンスです。

・マイクロローン事業者ファンド
・東欧金融事業者支援ファンド

なお、私は原通貨が円建てか、為替ヘッジ付きユーロ建ての案件に投資しています。 潜在的な案件リスクは低くないと思うので、為替リスクまでは取りたくありません。また、新興国通貨の案件も避けています。

ご参考までに申し上げますと、 実は海外の消費者金融案件を扱う事業者はクラウドクレジットの他にもあります。スマートレンド香港の消費者金融事業者向け融資を取り扱っています。今のところデフォルト案件は無いのですが、マネオ・グループなので何となく手が出せずにいます。

もちろんリスクもある

基本的に新興国に対する投資案件ですので、新興国ならではの大きな景気変動がリスクとしてあげられます。他にも法制度の違いもあるので案件がデフォルトした際に債権回収が難しくなるかもしれません。杉山社長以下、社員が頑張ってもダメかもしれません。

下図は2018年10月時点の損益統計です。全体としては良好なリターンを上げているものの、やはり損失も発生しています。

クラウドクレジットのHPからお借りしました。

損失を可能な限り避けつつリターンを高めるには分散投資が重要です。私はソーシャルレンディングでは以下の4つの分散を心がけています。

・投資するソーシャルレンディング事業者の分散
・投資する資産の種類の分散
・投資する案件の分散
・投資する時期の分散

1つの事業者の少数の案件に集中投資したり、1回に多額の投資をするのはリスクが高いです。

デフォルト案件にうなされずに毎晩よく眠れるようにするには、手間はかかりますが、コツコツ分散投資する事が海外案件では特に重要です。分散投資は投資の王道ですね。