トラストレンディング事件について ②

2月25日付けでエーアイトラストがリリースを出しています。

本件のこれまでの経緯はこちら↓をどうぞ

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リリースの内容

リリースには大きく以下の2点が書かれています。

  • 山本氏が取締役に就任した経緯
  • 損害賠償請求内容の補足説明

山本氏が取締役に就任した経緯

山本氏は2017年2月頃から案件の「仲介者」として、エーアイトラストと関係を持ったそうです。私見ですが 「仲介者」とは所謂「ブローカー」だと思います。

ここで言う「ブローカー」とは独自の人的ネットワークを駆使して案件を発掘(ソーシング)して、資金の出し手とマッチングして手数料を貰うことを生業とする人たちです。

最初はブローカーだった山本氏ですが、結果を出すことでエーアイトラストから信頼されるようになり、取締役になったのだと思います。

会社側から見ると「山本氏は「稼げる人間」だから外部のブローカーではなく、社内に取り込んでエーアイトラスト専業で働いてもらう方が良い」と判断したのかもしれません。

しかし実際は、ほとんど詐欺まがいの案件ばかりをソーシングしていたことになります。

そして取締役就任から僅か5か月で解任されました。

損害賠償請求内容の補足説明

損害賠償請求訴訟の対象になっている「高速道路工事ファンド」について補足説明がありました。

特筆すべき内容は特に無いですが、「現場視察時の説明や提出書類等に虚偽があった」と書かれているので、以前の記事で指摘したように工事請負契約は偽造されていて、借手もグルで現地でデタラメな説明をしたのでしょう。

残念ながら最初から金を騙し取るつもりだったと考えざるを得ません。詐欺事件です。

高速道路工事ファンドの担保は請負工事の代金受取債権でした。一部の工事が存在しない以上、担保が存在しないことになります。

担保が無いと、借り手の財産を差し押さえて競売にかけることになりますが、詐欺をしていた借り手が会社に目ぼしい資産を残すとは考えにくいです。貸付金の回収は非常に困難だと思います。

エーアイトラスト/松本社長の経歴

ソーシャルレンディング投資の学校にエーアイトラストの松本社長の経歴が載っていいました。

これによると、松本社長は過去に暴力団との繋がりが疑われた「オプトロム事件」に関与していたようです。

率直に言って、松本社長は「グレーな人だな」という印象を受けました。そんな松本社長が山本氏の取締役就任を承認したわけです。

今さら騒いでも後の祭りですが、松本社長は山本氏の本性について本当に何も知らなかったのでしょうか。

今後の動きと気になる点

本件は詐欺事件として刑事事件になる可能性があると思います。

もちろん被害を受けた投資家から民事で集団訴訟も提起されるでしょう。

もはや警察の仕事かもしれませんが、 エーアイトラストは山本氏の所在を把握しているのか気になります。

山本氏が僅かでも騙し取った資金を持っているかもしれないし、なぜこんな事件を起こしたのか真実を明らかにするためにも、山本氏の所在確認が重要です。

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