マネオとオーナーズブックの融資条件の比較

マネオはリクレを通じて、オーナーズブックはロードスターファンディングを通じて、不動産を担保にした資金の借手(私達の投資先)を募集しています。

そこで、今回は不動産担保融資案件を取り扱うリクレ(マネオ)とロードスターファンディング(オーナーズブック)の資金の借手向けの募集条件を比較してみました。

スポンサーリンク

不動産担保融資案件のスキーム

個人投資家はSL事業者から提示される投資家向けの案件しか目にする(検討する)機会は無いと思いますが、案件の良し悪しは事業者がそもそもどのような条件で案件を発掘・組成しているのかに大きく依存します。

そこで本記事では投資案件の反対側を見てみたいと思います。オーナーズブックのHPに分かり易い不動産担保融資案件のスキーム図が載っているのでお借りしました。

以下で下図の緑色の円で囲んだ部分を比較分析します。いつもは左側の投資家側から見た案件の分析をしています。

なお、マネオは関連会社C社を通じて不動産担保融資を行っていますが、読者の方にC社がリクレであると教えて頂きました。ご連絡ありがとうございます。私もまだまだ知らない事が沢山ありますので、ご指摘やアドバイスは大歓迎です。

C社に関する記事はこちら↓

マネオとオーナーズブックの融資条件の比較

両社のHPで資金の借手向けに公表されている融資条件をまとめたのが下図です。

両社で共通する重要な箇所(青字ハイライト)
・資金使途に制限が無い
・赤字決算でも可
・社歴が浅い・無い場合でも可
・抵当権第2順位でも可

両社ともに借手の財務状態が良くない案件が多い理由が分かりました。案件のハードルを意図的に下げています。

両社で対応が異なる重要箇所(赤字ハイライト)
・担保物件のエリア
マネオは全国をカバーする一方、オーナーズブックは東京中心です。オーナーズブックは担保重視なのでしょう。

・金利
明らかにマネオの方が金利は高そうです。オーナーズブックの金利水準は4-6%である一方、マネオが最高利率しか示されていません。実際に上限近い金利を取っている案件もあると聞いたことがあります。

・手数料
オーナーズブックは手数料が2%かかります。これがオーナーズブックの収益になります。マネオは手数料はゼロですが、顧客向け金利に含まれていると考えられます。マネオが実際にどれくらい金利を抜いているのかはわかりませんが、2%以上は取っていると思います。

・連帯保証人
マネオは連帯保証人を必要とする一方、オーナーズブックは原則不要としています。
オーナーズブックが敢えて連帯保証人を不要としている理由は、①その方が他社と比べて競争力が増す、②不動産担保評価に自信があるから連帯保証が無くても債権保全は十分だと判断しているためだと考えられます。
ただ個人的には貸金業を行うのであれば借入人の代表者の連帯保証は取るべきだと考えます。その方が借入人の債務返済の意思(コミット)が強くなるためです。

まとめ

マネオとオーナーズブックの募集条件には似ている部分もあれば違う部分もあり、それぞれ特徴があります。

実際にはどのような条件で案件募集をしているかよりも、どれだけしっかり審査や債権管理ができているかの方が大切なのですが、 両社の条件を比較してみて、マネオよりオーナーズブックの方がエリアを絞って不動産担保価値に重点を置いた案件募集をしている上に、金利も比較的マイルドな水準であり、マネオよりはリスクが抑えられているなと感じました。

コメント

  1. 暇人 より:

    う~ん、ちょっと対比の仕方が違いますね。
    営業者という事になると「オーナーズブック」ではロードスターファンディング社が営業者で、「maneo」ではmaneo社が営業者です。またmaneo社は貸金業者なのでC社を経由しなくても直接、不動産担保融資は可能です。ですのでこの対比はちょっと違うかと思います。

  2. 匿名 より:

    maneoの案件に申し込みをする際に説明書をダウンロードしますが、
    そのうちのどっちか1つの別紙Aの部分に「maneo金利」の記載があり、
    案件ごとに異なります。それがmaneoの取り分になります。

    普通は1~2.5%なんですが、中には5%超えの地雷みたいな案件もあります。
    つまり、最終的な金利は表面金利+maneo金利+C社などの金利となります。

    maaneo金利を確認して地雷を回避した気になっても、C社が何%の地雷を
    仕込んでいるかが不透明です。
    瀧本社長が昔インタビューで「最終金利は15%」って答えてました。
    (http://www.zenchin.com/witht/post-292.php)
    今の金利はわかりません。