RENOSY(リノシー)のクラファン事業はどうなったのか

(株)GAテクノロジーズは「リノシー」ブランドで不動産投資型クラウドファンディング事業を展開しています。しかし、今年に入ってから1件も募集されていません。

他の事業者は新規案件をどんどん出しているのに、なぜリノシーは募集が無いのか考えてみました。非常にマニアックな内容になりますが興味深い結果になりました。

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リノシーは合計1億円しか募集出来ない

実はリノシーは法令上の制約で、クラウドファンディング事業全体で1億円しか投資家から資金を集めることが出来ません。

専門的な話になりますが、リノシーは「小規模不動産特定共同事業者」の登録を受けてクラウドファンディング事業を展開しています。ご参考までにリノシーのHPからGAテクノロジーズが有する各種許認可の一覧を抜粋します。

この「小規模」というのがミソでして、投資家から最大で1口100万円、事業全体で1億円までしか資金を集めてはいけないことになっています。国交省が作ったパンフレットから要件を以下に抜粋します。

リノシーがなぜ「小規模」を選んだのか理由はわかりません。ちなみに、CREALやFANTASは「小規模」ではない普通の「不動産特定共同事業者」です。

リノシーは5案件しか運用できない!?

事業全体で1億円しか集められないとなると、1件2,000万円前後を集めるリノシーにとっては同時に5件程度しか運用できません。償還されて空き枠が生まれれば、その分を新規案件で募集するような限定的な運用にならざるを得ません。

HPを見るとリノシーはこれまで7案件を募集して、1件(1号案件)が「運用終了」となっています。「6案件が運用中だから1億円の枠が一杯なんだな」と思ったのですが、よく見ると違いました。

運用中の案件は1件しかない!?

1案件ずつ見てみると、6号案件までは既に当初の運用期間が終了しています。でもステータスは「募集終了」のままで「運用終了」にはなっていません。

さすがに延滞していたらニュースになるでしょうから、運用は予定通り終了しているものの、HPを更新していないと考えるのが自然だと思います。

GAテクノノロジーズはいわゆる「不動産テック企業」としてユーザーインターフェースにすごく気を使う会社だと思っていましたが、HPの更新も満足に行われていないようです。

まとめ

リノシーの不動産投資型クラウドファンディング事業について以下の2点がわかりました。

  • 募集金額が合計1億円までという制約がある。
  • 大半の案件で運用が終わっていて新規案件の募集が出来るはずなのに募集が行われていない。

GAテクノロジーズは新規案件の募集を行っていないことから不動産投資型クラウドファンディング事業への情熱・意欲を失ってしまったのだと思います。

決算説明資料を読むと現物不動産(中古マンション)販売や賃貸市場にAIを導入して効率化するなどの事業に傾注しており、クラウドファンディング事業への言及はありませんでした。この感じだとクラファン事業で新規案件が出てくることは当分無さそうです。

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