マネオ 瀧本社長はなぜ退任するのか

3月29日にマネオから重大発表がありました。マネオの社長である瀧本氏が一連の不祥事の責任を取って社長を退任するようです。

詳細は以下のリリースでご確認ください。概要は内部管理体制の強化、瀧本社長の退任、新たなスポンサー企業探しなどです。

経営改善に向けた提言書の受領に関して

スポンサーリンク

瀧本社長退任の理由

リリースによれば瀧本社長個人の影響力を低減させるために、社長を退任するそうです。瀧本社長が保有するマネオ株式も手放すとあります。リリースの一部を以下に抜粋します。

代表取締役個人の影響力を低減させる観点から、代表取締役の保有する株式の売却等に よる株主構成の見直し、全般的な経営体制の見直しの検討を進めております。

(中略)

加えて、経営体制の見直しとして、現在の代表取締役である瀧本が当社及び子会社の役員 から退任するとともに、当社は、上述の社外役員の増員を含め、代表取締役の業務執行に対 する牽制が有効に機能する体制を構築致します。

一連の問題の責任を取って瀧本氏は社長を退任するようですが、果たして本当にそうでしょうか。

LENDEXの社長交代に続いて今回はマネオの社長交代の理由を邪推してみます。全て個人的な妄想なので根拠は特にありません。

代表取締役から退けば、マネオグループに対する一連の訴訟から逃れられる

これが一番大きいのではないでしょうか。マネオグループに対する訴訟に関する報道を見ましたが、訴訟の対象(被告)は法人としてのマネオであって瀧本社長個人は訴訟の対象になっていないようです。

つまり瀧本氏はマネオの社長を退任して株式も手放せば、法人としてのマネオとの関係を完全に断ち切ることが出来ます。訴訟からも逃れられるかもしれません。

もっと重大な問題が発覚する前に退任したかった

マネオはこれだけ問題がある会社なので、世間にまだ知られていないもっと重大な問題があるのかもしれません。

それが露見する前に社長を辞めて無関係を装うとしたとも考えられます。退任してしまえば関係ないと強弁できるかもしれません。

問題の性質は違いますがレオパレス21の違法建築問題でも不正を指示した創業社長はとっくに退任していて、不正問題についてもノーコメントを貫いていました。

自分で別会社を立ち上げる

瀧本氏は日本におけるソーシャルレンディング業界の草分けです。功罪ありますが、新たな事業分野を切り開いた「やり手」経営者であることは間違いないと思います。

瀧本氏は今年で47歳のようなので、引退するには若すぎます。マネオはもう駄目だから心機一転、別会社を立ち上げて新たな会社で投融資ビジネスを行うというシナリオもあると思います。

瀧本氏にお金を預ける投資家なんていないと思われるかもしれませんが、それなりの実績のある人物であれば資金を預けるお金持ちはいます。また、瀧本氏個人が既に相応の資産を築いていて自己資金を運用するだけで十分(他人のお金を必要としない)かもしれません。

まとめ

瀧本氏が社長を退任する理由をあれこれ勘ぐってみましたが、これまでの実績を見ると瀧本氏は「転んでもただでは起きない」人物でしょう。そんな人物が47歳でマネオを社長を辞めるには、それなりの裏があると考えるべきだと思います。

ランキング参加中

ブログランキング参加中です。
にほんブログ村 株ブログ ソーシャルレンディングへ

PVアクセスランキング にほんブログ村

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)
レクタングル広告(大)

シェアする

フォローする

コメント

  1. エニート より:

    全くの同意見です。
    ポジティブにみせかけながら逃げるのが目的なのでは?っと予想しています。

  2. 電力マン より:

    本当の責任の取り方は、瀧本がマネオ株を売却して、その利益を投資家の損失補填に充てることだと思います。単なる首切りでは投資家は納得いきませんよね。

  3. より:

    滝本憲治は雲隠れしたまま退任するのではなく投資家に対して、どのような考えでもって現在の惨状をもたらしたかの説明をし、きちんと詫び、投資家の損失を最小にする為の確約を示してからやめるのが筋だと思います
    このまま無責任に逃げられても怒りがわくだけです
    社是の誠実を信じて大金を投資してたのですから。

  4. ゼーゼマン より:

    損失が出て辞めても最終的には当時の役員に対する善管注意義務違反を原因とする役員賠償責任査定を裁判で争われる訳で瀧本氏が株式を売却しても現預金や資産は差押えもある訳で逃げ切れないでしょうね。
    本来なら今やられてる訴訟に役員賠償責任査定が追加されるのではないですかと想定します。そうすると役員の株式を売却することを阻止できますよね。
    具体的には処分禁止の仮処分、これは法人ならびに役員賠償責任を現実化させるために必須かと思われます。

  5. ryo より:

    マネオ自体の運用中や延滞回収中の案件については、新スポンサーにより経営改善されることでプラスに働きそうと考えてますが、いかがでしょうか?

    以下も参考にしました
    https://www.sl-gakkou.com/detail/10/469.html

    あとは案件募集で集まらなくなっており、財務的に心配ですが、直前の決算は良好でしたし、当面は破産等の心配はなさそうでしょうか?

    • 元銀行員のひとりごと 元銀行員のひとりごと より:

      ryo さん コメントありがとうございます。運用中・延滞中の案件の担保評価額は瀧本社長体制で行われたものなので、正直言って問題がある案件も少なくないと思います。新しいスポンサーがつくことで延滞案件の担保処分のスピードは上がるかもしれません。案件募集で資金が集まらなくなるとリファイ案件が出来なくなるので投資家にしわ寄せがきてしまいます。決算状況は良好だと思います。マネオのビジネスモデルは極論すると個人投資家と借り手と繋ぐだけなので、案件取扱金額が減るとマネオの管理手数料は減りますが直ちに経営破綻にはならないはずです。

  6. ヤマキ より:

    瀧本氏は訴訟のトラブルから逃げるために退任したことは社員はみんな知っています。
    今回のマネオマーケットのトラブルの原因の案件は、グリーンインフラの案件で分配ができないことだと個人的に考えてます。しかし、これはマネオがJCサービスへ貸し付けた債権がデフォルトする可能性が高いため、瀧本氏の指示でJCサービスはグリーンインフラレンディング社を作り、そこにマネオの債権を飛ばしたため当然にデフォルトし起こったことです。
    民事訴訟の裁判でそれらの点が明らかになってほしいものです。

    マネオマーケットは、匿名組合出資で資金を集めているため、案件での倒産はないでしょうね。

  7. ryo より:

    下記はどういうことでしょうか?あまりわかっておりません。
    ちなみにいつ頃判明したのでしょうか?

    >今回のマネオマーケットのトラブルの原因の案件は、グリーンインフラの案件で分配が>できないことだと個人的に考えてます。しかし、これはマネオがJCサービスへ貸し付け>た債権がデフォルトする可能性が高いため、瀧本氏の指示でJCサービスはグリーンイン>フラレンディング社を作り、そこにマネオの債権を飛ばしたため当然にデフォルトし起>こったことです。