maneo(マネオ)社のローン2.3億円延滞

マネオ社の【事業者U社向け】不動産担保付きローンへの投資2.3億円が延滞しました。

昨日2019/1/8のリリースによると概要は以下の通りです。

融資条件
案件名:不動産担保付きローンファンド628号-634号
融資先:事業会社U社
融資期間:2017/6/29-2018/12/28
融資金額:2億3千万円
金利:8.5%


担保:東京都中央区の土地建物(評価額23億7900万円)に対する根抵当権
先順位債権:17億円
返済方法:担保不動産の売却による返済、金融機関からの借り換えによる返済

延滞の理由
事業者U社の親会社が、対象不動産を担保とした借り換えや売却活動を行ったものの、当初希望した借り入れ条件や売却金額の提示に至らないために判断を保留していたため。

回収見込み
担保不動産の競売を申立てる。なお、現状のmaneo社の先順位の債権額(元金のみ)は約12億1,800万円となります。

今後の対応
回収の進捗状況等について、定期的にメールにて報告する。次回の報告日は1月18日(目途)。

https://www.maneo.jp/apl/information/news?id=7716
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考察

マネオは二番抵当権者ですが、競売の申し立てに先順位債権者の同意は不要ですから、マネオが言う通り、速やかに競売を申し立てる(もしくは競売申立をチラつかせる)べきです。もし、本当に担保物件の価値が23.7億円あるのであれば、債権全額の回収は容易なはずです。

気になる点

ただし、気になる点が2点ほどあります。

① 融資していた1年半の間に先順位債権額が17億→12.18億円に約4.8億円も減っています。普通に考えて、マネオからの借入金利8.5%の方が17億円の借入金利より高いはずですから、もし4.8億円も返済する資金があるのなら、金利の高いマネオ分から繰上返済するはずなのにしなかった。マネオからの借入を先順位債権の一部返済に充ててしまった可能性を疑いたくなります。

② 融資時点(2017/6)に19.3億円(17億+2.3億)の借入が可能だったにもかかわらず、今回は14.48億円(12.18億円+2.3億)の借り換えも出来ないのは不自然です。不動産市況はこの1年半で特に変化ありませんから23.7億円超の担保価値があるなら、LTV60%程度の借り換えは出来るはずです。それが出来ない(しない?)ということは、そもそも担保価値が23.7億円も無かったのではないかとの懸念を抱きます。

いずれにしましても、競売を最後の手段としてチラつかせることで、借換えや任意売却を通じて債権2.3億円の全額が無事に回収されることを祈るばかりです。

この様なトラブルを上手く切り抜けられれば、マネオの債権管理が評価され今後につながると思いますので頑張ってほしいです。

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