ソーシャルレンディングの最適な運用期間とは?短期・長期案件のメリット・デメリット

ソーシャルレンディングの案件には様々な金利と運用期間が存在します。運用期間が長すぎるとリスクが高くなる気がして嫌煙したくなりますが、運用期間は短ければよいというものでもありません。運用期間と利回りの関係も気になるところです。いったいどれくらいの運用期間が適正なのか考えてみます。

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運用期間は短期から長期までさまざま

運用期間は事業者によってさまざまです。もっとも短いものだと3か月~、長いものだと2年程度です。

この記事では短期:3か月程度、長期:1年超程度としています。ソーシャルレンディングの案件全体としては運用期間6か月から1年程度の案件が多い印象です。

短期案件:不動産案件が中心

短期(3か月程度)の案件を募集している主な事業者は、FANTASLANDNETなどです。いずれも不動産に対する現物投資案件です。資金を短期間で回収するには担保物件を売却するのが一番効率的なので不動産投資案件を手掛ける事業者が中心になります。

これが純粋な融資案件だと貸付先が3か月程度で利息も付けて全額返済するのは簡単では無いです。事業に使うために資金を借りる場合は、そんな短期間で急に収益は増えませんからね。

不動産絡みの案件で運用期間が長くなるのは開発案件か立ち退き案件です。開発案件だと1年程度の開発工事期間があっても不思議ではありません。また既存テナントの立退き・移転を目的とする場合もテナントが実際に引っ越すのに時間が掛かりますから運用期間は長くなりがちです。

長期案件:企業向け貸付が中心

海外案件を専門に扱うクラウドクレジットは運用期間が1年超です。これには理由があって以前説明会で杉山社長に確認したところ、運用期限を短くしすぎると貸付先の事業運営が安定しないためでそうです。

これは全く正しい認識で、貸付期間が短いと借手は返済(資金繰り)のことばかりを考えがちになり、返済するために無理な事業展開を進めるリスクもあります。特に企業向け貸付に関しては、運用期間が短すぎるのも考え物ですね。

SBIソーシャルレンディングは、太陽光発電施設の開発案件(運用期間2年)、不動産担保ローン事業者向け融資案件(運用期間1年程度)など、比較的運用期間が長い案件が多いです(もちろん短期案件もありますが)。

長期・短期案件それぞれのメリットとデメリット

運用期間の長さの違いによるメリット・デメリットを考えてみます。

結論から言うとどちらも一長一短です。一般的に運用期間が長くなれば利回りは高くなり、運用期間を短くすると、利回りは低くなる傾向があります。

長期案件のメリット・デメリット

メリット

  • 運用期間が長いと利回りは高くなる傾向がある。
  • 長期間運用できるので「ほったらかし」で資金が増える。
  • 運用期間中の利回りは固定されているので、高利回りを長期にわたり享受できる可能性がある。

デメリット

  • 資金が長期間固定されてしまう(中途解約はできない)。
  • 運用期間が長くなれば貸し倒れリスクは上がる
  • 投資した後にもっと利回りの高い案件が出てくると機会損失が発生する。

短期案件のメリット・デメリット

メリット

  • 資金が短期間で回収できる(戻ってくる)ので資金が拘束される期間が短い。
  • 運用期間が短いので貸し倒れリスクは一般的に低くなる。
  • 運用期間が短い方が心理的な負担感も小さい

デメリット

  • 資金がすぐに返ってくるので、実質的な利回りが低い。
  • 再投資する手間がかかる。
  • 借主が無理な返済計画を立てて案件のリスクが高まっている可能性がある。

運用期間と利回りから危険な案件を見抜ける

ここまで読んで頂いた方であれば、運用期間と利回りの関係で危険な案件を見抜くことが出来るようになっていると思います。

期間と利回りは表裏一体の関係なので、運用期間が6か月なのに利回りが10%超の案件等は、案件の中身を見る前に既に「怪しいな」と見抜くことが出来ます。実際に詐欺まがいの案件を多く募集していて大問題を起こしたトラストレンディングは金利10%という案件で資金を募っていました。

投資を検討する際は、利回りの高さに目を奪われないで、きちんと運用期間との比較や案件そのものの内容(リスク)も十分に検討しましょう。

どれくらいの運用期間がベストなのかは人によって違います。自分で許容できる運用期間や最低の金利水準などを考えて投資する案件を決定してください。

個人的には、運用期間は6か月から1年半定程度、金利4.5%~を目安にしています。当ブログでは個別案件の分析記事もアップしていますので、ぜひ見てみてください。

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